ベイク時にテクスチャセットが2つ以上ある場合、テクスチャセットごとに別々に Cage(ケージメッシュ)を調整したり、テクスチャ解像度を変更したい場合があります。
また作業中に、ノーマルだけ、ID だけなど特定のベイクのみを更新する必要がでてきます。
本記事では、以下ベイク時のパラメータの同期と解除方法について確認したいと思います。
・ノーマルマップだけなど、特定のベイクのみ更新する方法
・テクスチャセットごとに解像度、Cage(ケージメッシュ)を変更する方法
特定のベイクのみ更新する方法
例: ここでは、Normal だけベイクを更新した例となります。
- [ Common settings ] から [ Normal ] だけ有効にします。
[ Normal ] のチェックボックスで、Alt + 左クリックするとほかのチェックボックスが解除されます。 - [ MESH MAP BAKERS ] のプルダウンメニューから [ Apply selection to all Texture Sets ] を選択します。
これで、すべてのテクスチャセットに反映され、ノーマルだけ更新することができます。
テクスチャセットごと変更する方法
- [ Common setting ] の [ Link ] ボタンをクリックします。
- 新しいウィンドウが開くので、個別に変更したいテクスチャセットのチェックを外します。
チェックを外すことにより、その他と同期されなくなり、専用の設定を持つことができます。 - チェックを外したテクスチャセットを選択して、
テクスチャ解像度の変更、また Cage(ケージメッシュ)を個別に調整します。
パラメータの同期を変更すると、[ Link ] ボタンのアイコンが変更されます。
[ Link ] ボタンのアイコンの種類
[ Link ] ボタンのアイコンは状態によって 3 種類あります。・鎖が 2 個(すべて同期されている状態)
・鎖が 1 個(どれかが非同期になっている状態)
・鎖が 0 個(選択しているテクスチャセットだけが非同期の状態)
まとめ
ベイクのパラメータの同期と解除方法について確認いたしました。
作業をすすめていくと、ベイクの設定が複雑になることがありますので、確認しつつベイクしていきましょう!
次のページでは、サフィックスを利用したベイク方法について確認します!
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